コンサル業界を受けたことのある学生なら「このペンを私に売ってください」という質問は一度はきたことがあるかと思います。
その際にみなさんはどう答えていますか??
下のような感じで答えているのではないでしょうか。だいたい8割の学生が下のような答え方をします。
上記の答え方をした途端、「不合格」に近づきます。なぜこの答え方だとダメなのでしょうか?今回はその理由と確実に好印象を与える答え方をみなさんにお伝えします。
「このペンを売ってください」の質問の意図
この質問はコンサル業界や営業志望の学生に対してよくされる質問です。その質問の意図はズバリ営業能力があるかないかを判断しています。
営業能力とは相手のニーズや課題を解決する力のことを言います。
そのためこの質問の答え方しだいで「できる営業マンになりそうだな」と面接官に感じてもらえることができます。
では次に実際に面接官をうならせる答え方をお伝えします。その答えをできるのは20%くらいしかいないので、その20%の優秀な学生になりましょう!
「このペンを売ってください」の答え方
この質問に対する答え方はまず相手のニーズを探る質問をすることです。できる営業マンは相手の課題や悩みを見つけるための質問力にたけています。
ニーズを探る質問
今どんなペンをお探しですか?
今現在使っているペンにどのような不満がありますか?
ペンを変えようと考えている経緯はなんですか?
ペンに求めている機能はどういったところですか?
上記質問をすると相手が求めて入りもの「ニーズ」や「課題」が自ずとわかってきます。そこで相手の求めているニーズがわかったところで初めてペンを提示するのです。できる営業マンは基本的にお客様に話してもらう時間が長いです。喋る時間の割合は「お客様:自分=7:3」くらいができる営業マンの平均値です。
営業の流れ
手順1:相手の課題や悩みを引き出す
手順2:お客様の悩みに対しての共感
天順3:お客様の悩みや課題の整理
手順4:提案する
お客様の課題を聞かないまま自分がいいと思う商品の魅力を伝える
ケーススタディー
このペンを売ってください:ダメな例
このペンを売ってください:良い例
このペンを売ってください:フィードバック
いかがでしたでしょうか。後者のほうが断然いいですよね。営業というものは商品の特徴や商品を売るのではなくお客様の課題を解決しお客様にパッピーな未来を伝えるものだと僕は思ってます。
そのためお客さんの悩みを解決するのが目的でその手段として商品を使うということを意識しましょう。商品のメリット(特徴)をつたえるのではなくあくまでベネフィット(利益)をつたえましょう!
これが営業の本質ですので!
営業の際に意識すること
・お客様と目線を合わせる
・お客様が現在何に悩んでいるのかを整理する
・お客様の悩みは自分の商品を利用することで解決できるか考える
営業はお客様が何に悩んでいるのかをまずは具体的に知るためにヒヤリングから入ります。その際にお客様とより同じ目線に立てるまでヒヤリングをしましょう。お客様と目線を合わせるというのはより具体的なところまで掘り下げるということです。
例えば「売上が伸びていない」というお客様の悩みに対して「売上がどのくらいなのか」や「売上がいくらになると満足しているのか」、「最低いくら売上をあげたいのか」などの質問をすることで売上が伸びていないという抽象的なものから具体的なものになるまで質問をしましょう。
上記を意識しより具体的なところまで掘り下げれてその課題が自分の商品で解決できるとわかっ手から提案に入りましょう。提案ではお客様の課題が解決できそうな点を提案しましょう。そうするとできる営業マンになれるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はできる営業マンになるための方法をみなさんにお伝えして行きました。下に簡単にまとめましたので参考にしてくださいね!
営業の流れ
手順1:相手の課題や悩みを引き出す
手順2:お客様の悩みに対しての共感
天順3:お客様の悩みや課題の整理
手順4:提案する
お客様の課題を聞かないまま自分がいいと思う商品の魅力を伝える
今回はこの辺で終わります!