みなさん。面接をしていると必ず面接の最後に「何か最後に質問はありますか?」と面接官から聞かれるかと思います。みなさんはその際になんと答えていますか???
意外と自己PRの対策や練習はみっちり練習している人でも逆質問に対する対策は以外を何もしていないという学生が多いと思います。
しかし逆質問に対する返し方次第で面接官に好印象をあたえます。逆も然りです。逆質問の内容が薄かったら面接官に悪い印象を与える可能性もあたえます。
そのため逆質問に対して意識することを中心に説明していきます!
逆質問について
まずそもそもなぜ面接官は学生に「質問したいことはありますか」と逆質問をするのでしょう。その逆質問をする意図をしっかり理解することが大切になってきます。
面接官が逆質問をする意図はざっくりとしたのような感じです。
逆質問の意図
応募者の入社意欲をみるため
コミュニケーション能力を確かめるため
学生の質問力をみたい
その中でも「応募者の入社意欲をみるため」に質問している面接官はかなり多いと思います。面接官はいつも学生が「本当にうちにきてくれる温度感の高い学生なのか」を気にしています。そのためその入社意欲のものさしを逆質問の質で考えています。
入社意欲の高い学生はしっかり会社のことを調べた上で質問します。しかし入社意欲の低い学生はホームページを調べたらで聞きそうな質問をする傾向にあります。
面接官にとって魅力的な学生はもちろん前者の方です。そのため逆質問をする際にはしっかり会社のことを理解した上で質問をするということが鉄則になってきます。
では。じゃ具体的にどんなことを意識した質問をしたらいいのかを次に説明をしていきましょう!
逆質問の内容
逆質問は僕の就活経験から集団面接では1人1個くらいで、個人面接だと2、3個くらいの感覚でした。
逆質問は2つの軸で質問をすると間違いなく面接官に刺さります。これは僕が面接を40社以上受けて感じたことです。
逆質問の軸
・考え方や価値観を確認する質問(社風を確認)
→自分とミスマッチがないか確認するため
・業界についての仮説検証型の質問(業界を確認)
→御社についてよく研究していることを感じてもらうため
この2つの質問をするといい感じに逆質問ができます。この2つはセットで質問するというのがポイントです。
たとえば、「どんな時にやいがえ」を感じるかといった考え方を確認する質問のみだと面接官には「業界についての質問はないからあまりしらべてないんだな、、、」と感じさせてしまします。
逆に業界についての話のみだと少し面接がかたい雰囲気になります。そのためまず、価値観を確認した上で、次にさらに踏み入った業界のことについて質問することをお勧めします。
考え方や価値観を確認する
考え方や価値観をする前の前提として自己分析をしっかり行なって自分の強みやモチベーションがあがる瞬間などが自分自身で理解しているということで進めます。
まず考え方や価値観を確認する目的としては「どんな人が活躍しているか」を知ることができます。それを知ることで自分の性格似合うのかを知ることができ、入社した際のミスマッチを防ぐことができます。
考え方や価値観の質問例
〇〇さんはどんな時に今の仕事が楽しいと感じますか
〇〇さんの周りでどういう人が活躍していますか。
どういう性格の人が御社に合うのでしょうか
上記の質問をする際にプラスアルファで自分の考え方も伝えると好印象になります。
たとえば、僕自身は周りから認められた際にやり甲斐を感じるのですが、〇〇さんはどのような時にやりがいをかんじますか?のような感じで!
自分の考え方=個性(その人の特徴)になるので、相手に自分という人間がどんな人なのかを伝えることができます。そのことによって面接官に印象に残りやすくなります。
仮説検証型の質問をする
逆質問の際には仮説検証型の質問をするのが一番面接官に好印象を与えるかと思います。
僕自身この質問を就職活動の際に行なっていました。
仮説検証型の質問の例としては、
仮説
御社の業界は今〇〇という状況という認識です。
これに対して私は〇〇をすることが競合他社と戦って行くのに有利かと思います。
検証
不勉強で申し訳ないのですが、〇〇さんは〇〇ということに対してどうお考えになっていますか。
ポイントとしてはまず質問をする前に事前に業界の動向や競合を調べた上で自分の考え方を面接官い伝えます。そのあとにその認識が間違っていないかを検証をし面接官の考えもヒヤリングするという内容です。
仮説検証型の質問をするための準備
業界の動向を研究
会社の競合についての調査
自分の見解
この仮説検証型の質問は業界の流れとその中での企業の立ち位置を理解しないとなかなか質問ができません。そのため上記のような質問ができる学生は面接でかなり有利に進みます。
仮説検証型の質問をするために僕が使用していたのが電子新聞です。理由は下のような感じです。
電子新聞の魅力
3年前の記事でも読むことが可能
検索機能をつかって強豪の情報をインプットできる
業界ごとに記事が分かれているため業界研究がしやすい
裏技1:フィードバックをもらう
逆質問での変わった質問だけど印象がいいものを紹介していきます。
それはフィードバックをもらうということです。
フィードバック
面接での客観的に見た課題点や改善点を聞く
入社した際の自分の課題は面接官から見てどんな点かを聞く
面接時の評価基準を聞く
フィードバックを聞くという学生は、常に現状に満足することなく、成長していきたい人が多いため面接官から好印象を与えます。そのため僕も面接で時間が余ったさいになどによく聞いたりしていました。
裏技2:自己PRをする
逆質問の際の裏技として、自己PRをするという手段があります。
これは面接でうまく自分の良さを伝えられなかった際に逆質問の時間を借りて自己PRをするという手段です。この手段で内定をもらった友人もいるので自己PRをするのも全然アリだと思います。
質問例
面接官:質問はありますか?
学生:はい。本当に申し訳ないのですが、お時間いただけるようでしたら自分PRをもう一度〇〇さんにお伝えしたいのですが問題ないでしょうか。
面接官:いいよ!
学生:ありがとうございます。では自己PRの方をさせていたきます。
逆質問 NG質問
最後に逆質問で面接官の評価が下がる可能性のある質問もあるため、
下記質問は避けましょう。
・ホームページを調べるとわかること
・福利厚生なの仕事以外のこと
・転勤や給料のところ
・質問をしない
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は僕自身の経験から逆質問を制覇する方法をみなさんにお伝えしていきました。参考になったら嬉しいです。下に簡単にまとめましたので参考にしてください!
逆質問の軸
・考え方や価値観を確認する質問(社風を確認)
→自分とミスマッチがないか確認するため
・業界についての仮説検証型の質問(業界を確認)
→御社についてよく研究していることを感じてもらうため
業界研究に便利なアイテム
次に業界研究をするにあたって僕が就活生の時に役に立ったアイテムを簡単に紹介します!
業界研究に使えるアイテム
電子新聞
月額雑誌サービスを利用する
業界本を利用する
電子新聞を購読する
そこで個人的にオススメなのが電子新聞を読むことです。これは超オススメです。僕は就活生の半年の期間、日経新聞電子版に登録して業界研究をしていました。
電子新聞を活用した業界研究のやり方
その1:業界のカテゴリーの記事を片っ端から読んで分からない単語が出るとググって潰す
その2:業界の同業他社や競合企業を把握して「検索機能」を使って他者のことに関する記事を探し読みまくる
その3:行きたい企業を「検索機能」を使って調べ引っかかってきた記事を読みまくる
上記3つをするとその業界のことや競合他社のことなどが全てわかります。また日経新聞電子版は過去3年以上の記事も出てくるためとても企業研究や業界研究に向いているツールになるのです。
月額雑誌サービスを利用する
月額雑誌読み放題サービスを利用するとお得に業界研究やビジネス雑誌を読むことが可能になります。
僕が就活生の際に使っていたのがDマガジンというdocomoが運営する月額雑誌読み放題サービスです。
購読できる雑誌一覧
東洋経済
エコノミー
プレジデント
週刊アスキー
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上記を含む200冊以上の雑誌が月額400円で読み放題なので超おすすめです。
また過去一年以内の雑誌もすべて読むことができるのでおすすめです。
雑誌一冊当たり500円くらいなので雑誌を買うくらいならdマガジンを購読することをお勧めします。
簡単にマガジン読み放題サービスを3つ下記に紹介しましたので自分の好みの雑誌やビジネス雑誌が多いのを選ぶといいでしょう!
評価 | |
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運営会社 | NTTドコモ |
月額料金 | 400円 |
雑誌数 | 200冊以上 |
無料期間 | 31日間無料 |
評価 | |
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運営会社 | 株式会社楽天 |
月額料金 | 380円 |
雑誌数 | 250冊以上 |
無料期間 | 31日間無料 |
評価 | |
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運営会社 | 株式会社フジテレビジョン |
雑誌数 | 100冊 |
月額料金 | 888円 |
無料期間 | 31日間 |
業界本を利用する
最後に紹介するのは業界本です。業界本では各業界のそれぞれ企業の立ち位置や売上のシェアなどを図解で見ることができるため一冊は持っていて損はないかと思うので、興味のある人は購入して見るといいかと思います!
今回はこの辺で終わります!