今回の記事は就活でTOEICは本当に役に立つのかをご説明して行きます。
就活の実際の疑問や生の声
- TOEICは本当に就活で役に立つのか
- TOEICの点数をフックに就活を有利に進められるのか
- TOEICの点数は就活で大切なのか
- TOEICが低くても就活で成功するの
就活をしているとTOEICに関する噂が多く出回っています。そのため今回はTOEICについての情報をみなさんにわかりやすくご説明して行きます!
- TOEICをうまく就活で活用できる
- TOEICが必要な企業を知ることができる
- TOEICの点数が低い際の対応策が知れる
TOEIC 就活で有利になる点数は何点から?
TOEIC のレベル
900点以上:かなり有利
800点以上:かなり有利
750点以上:有利
600点以上:あまり有利ではない
600点以下:アピールできない
TOEICのレベルなのですが基本的に就職活動では800点以上TOEICで点をとっているとかなり有利になります。ただ業界によって有利に働くかそうでないかは別れてきます。
TOEICが就活で役に立つのは基本的には下のような企業になります。
- 外資系ではなく日本の企業
- グローバル展開をしようとしている日本の企業
- 海外事業に力を入れている日本の企業
- 日本のメーカー企業
TOEIC750点以上をとって入れば上記に当てはまる企業を面接で受ける際にかなり有利に選考を進めることができるかと思います。
日本の企業ではTOEICの点数はかなり有利になりますが、外資系の企業ではTOEIC750点以上とって当たり前みたいな雰囲気になるのでそこまでTOEICの点数を前面にアピールすることは難しいかもしれません。
TOEICが有利に働く業界を知ることが大切
- 日本のメーカー(化学/食品/機械/電子)
- 総合商社・専門商社
- 航空系
- 物流
- 金融
- 小売
- 旅行
上記業界を受ける人はTOEICの点数を指標としてみている企業が多いのでTOEICの点数が有利に働きやすい可能性がかなり高いです!
就活でTOEIC必要な企業例について
次に各企業ごとで求めているTOEICの点数を紹介して行きます
TOEIC800点以上必要な企業例について
日立製作所(経営幹部候補)
KDDI(事務職・技術職の配属・異動の基準スコア800点以上)
韓国HYUNDAI(新入社員足きり点数)
LG電子(新入社員足きり点数)
住友不動産(採用条件)
野村不動産(採用条件)
日本マクドナルド (海外赴任条件)
TOEIC700点以上必要な企業例について
日立製作所/双日/ソニー/ブリジストン/楽天/キリンビール/ファーストリテイリング/シャープ/伊藤忠商事/住友商事/日本IBM/丸紅/タバコ・ジャパン合同会社/みずほ証券海外部/資生堂海外部/シャープ海外部/三井物産
TOEIC600点以上必要な企業について
日立製作所(課長昇格条件)/アサヒビール(新卒採用)/シチズンホールディングス(新卒採用)/あいおい損害保険/トヨタ自動車/NEC/キヤノン/富士通/日本IBM/横浜ゴム(全社員の目標スコア)/日本ビクター(全社員の目標スコア)
就活のTOEIC いつまでに受験すべき
就活のTOEICは理想的には大学3年生になる前から受けておくことを勧めます。就活の選考では外資系で大学3年の夏くらいから選考が始まって来たり、大手のインターンシップなども大学3年生くらいから始まって来ます。
インターンシップもESが必要なのでできればインターンの選考が始まる大学三年生の夏くらいまでには一度受験しておくのが一番理想ではあります。
とはいえ大学3年になる前から就活のことを考えてTOEICの対策をしている学生はかなり少ないです。そのため一般的には大学4年の3月くらいまでに受けておけば問題ないかと思います。本選考が始まるのが大学4年生の4月くらいになりますので!
TOEIC高得点の落とし穴について
TOEICの高得点を面接の自己PR、学生時代頑張ってきたこととしてアピールしていきたい学生には注意するべきポイントがございます。
それは面接の際にTOEICの点数を自慢するような自己PRになってはいけないということです。では自慢するような自己PRというのはどういうことだと思いますか??
自慢しているように感じる自己PRはTOEIC900点をとったという結果(事実)を中心に話をするということです。
それですと面接官には好印象には写りません。必ず面接では結果だけではなくその結果を導くためにどのような過程があったり、どんな挫折経験があったかを中心に話をしましょう!
面接官が一番知りたいのはTOEIC900点という事実ではなくその裏側に紐付いているその学生の強みであったり考え方の部分の一番知りたがっているので自己分析をした上で面接に挑むと良いかと思います!
面接で無双する方法について
面接で無双する方法として自分の今身についているスキルを掛け合わせてアピールするということです。基本的には身についているスキルを掛け合わせ流ことによってたの就活生とかなり差別化ができます。例えば下のような感じです。
Aくん:TOEIC700点
Bくん:TOEIC700点+プログラミングスキル
Cくん;TOEIC700点+簿記の知識+中国語
Dくん;TOEIC700点+簿記の知識+中国語+起業経験あり
上記のようにTOEIC×〇〇で面接でアピールするとかなり有利に面接を進めることができます。そのため就活で無双するためにはTOEIC以外のスキルもつけ、それをフックに面接でアピールすることが一番有効的です。ようは市場価値の高い人になればいいということです。
このスキルの掛け合わせは就活以外でもかなり役に立つので下の記事を参考にしていただけるとうれしいです。
TOEICでよくある質問
就活 TOEIC 理系学生について
理系の学生はTOEICを持っていない学生が多いのが一般的になります。そのためTOEIC600点以上持って入れば面接の際に有利に働きます。仮に700点以上持っている学生に関しては海外で働くこともできるため面接ではかなり重宝されます。
上記の内容も先ほどお伝えいたしましたスキルの掛け合わせでかなり市場価値が上がりますね。例えば物理の知識×TOEIC600点のように2つ掛け合わされると貴重性が上がり面接ではかなり有利に進む可能性が上がります。
TOEICの点数が低い際の対応策
TOEICが低いからといって内定がもらえないということはありません。現に僕の先輩はTOEICの資格を受けていなくても5大商社から2社内定をもらっています。
確かにTOEICの点数が高い学生は面接官の履歴書という紙の上での評価はかなり高いです。しかし面接での内容が薄かったり、面接でその学生の個性や強みを伝えられなかったら魅力的に感じません。
面接で受かる人は資格の有無に関係なく面接の際に自分の考え方をしっかり面接官に伝えています。逆にいうとそれができないと面接ではきついかもしれません。
詳しくは下の記事を参考にしてください
TOEICを受けていないため履歴書やESのTOEIC点数欄をかけない学生は「未受験」と書いて問題ないです。もし仮に質問が来た際は理由をしっかり伝えれば問題ないです。例えばTOEICの点数を取るより時間を割いていたことがあったからなどなど。
TOEICの足切りはあるのか
TOEICの足切りをしている企業は数としてはかなり少ないのが現状になります。
足切りのある企業の特徴としては外資系の企業や海外展開している企業の海外事業部の面接などくらいかと思います。そのため足切りに関してはそこまで考えなくても良いかと思いますよ。
まとめ
今回は就活でTOEICを生かすための方法をご紹介していきました。基本的には日本の企業だと700点以上持っていると有利に就活を進めるかと思います。
ただ内定をもらうためにはTOEICの点数のみではなく自己分析をしっかりした上で面接に挑むことが大切になるのでみなさん就活の方をがんばってくださいね!